【ナルコレプシー】

　ナルコレプシーとは睡眠障害の1種で、急にどうしようもない睡魔に襲われ、本人の意思に関係なく寝落ちしてしまう病気です。麻雀を昔からやってる人は聞いたことがあると思います。そう、麻雀放浪記の原作者であり、『雀聖』と言われた阿佐田哲也さんもこの病気を患っていました。

　そして本日お見えになったお客さんがナルコレプシーを患ってると急にカミングアウトしてくれたのです。僕にとっては雀聖：阿佐田哲也の病気だとすぐに分かりましたが、そのお客さんにとってナルコレプシーをすぐに分かってくれたが僕が初めてだったのです。なので僕がナルコレプシーを知った経緯になる阿佐田哲也さんのお話をしました。そのお客さんは同じ病気を患っていた有名人がいたことにとても喜んでくれ、またナルコレプシーに理解のある人（＝僕）の存在も嬉しかったみたいです。

　僕自身もナルコレプシーを文面で見たことはあるけど今回は実際のお話を聞かせて頂きました。ナルコレプシーとはどんな症状が出るのか皆さんにもお知らせしたいと思います。もちろん本人の了承済みです。

　ナルコレプシーの症状が出ると、瞳孔が勝手に閉じて周りが真っ暗になって脳からの伝達が急になくなるそうです。それと同時に身体の力も抜けてしまいます。ネットなどではどうしようもない睡魔とか表現されてますが、パソコンの強制終了がとても近い表現かもしれません。しかし症状が出ても5分ほど眠れば、普通の人が1時間寝たくらいスッキリするそうです。普段は薬で症状を抑えてますが、薬を飲んでも瞳孔が閉じることはあるそうです。

　また夜は寝られるのかを聞いたら、夜は2～3時間しか寝られないそうです。しかも何度も目が覚めるそうです。4時間1度も起きずに寝られれば超熟睡だそうです。

そのお客さんは中学生の時からナルコレプシーの症状が出て、先生にチョークを投げられたり、家でしっかり寝るように勧められたそうです。なのでお子さんなどで急に寝落ちしてしまうのが大きくなっても続くならナルコレプシーかもしれませんので、専門医に相談した方が良いとおっしゃってました。