あがると役の後に「デンデン」と言って役を増やす人がいてお困りでは? デンデンとは?
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麻雀の点数計算で自分の役の後に「デンデン」と言って、役を多く数える人にお困りではありませんか?
特に、このように数えるのは、
昔から麻雀をやってるベテランさんに多いですよね。
でも、相手がベテランさんだから、
ちょっと言いにくいし・・・、
困っちゃいますよね。
そこで今日は「デンデン」について
皆さんが疑問に感じる
2つ疑問をご説明しますね。
◇「デンデン」を付けると点数は違う?
◇「デンデン」をなぜ付ける?
「デンデン」を付けると点数は違う?
先に結論から申し上げます。
「デンデン」と付けて計算しても、付けなくても
点数の結果は同じです!
あたり前といえば当たり前ですよね。
数え方の違いで点数が変わるのなら
点数が高くなる数え方をみんな習いたいですよね。
でも、安心してください。
どのように数えても点数計算の結果は一緒です。
では、「デンデン」と付けて数える人は
どのような計算をしてるのか?
デンデンを付けない人と比べてみましょう。
最初はデンデンを付けない人の計算です。
例えば、リーチ・ピンフ・ドラの3役で
子があがったとします。
この場合、30符計算になります。
なので点数表の30符のところを見て、3役はというと、
1役 | 1,000点 |
2役 | 2,000点 |
3役 | 3,900点 |
4役 | 7,700点 |
3,900点となります。
では、「デンデン」を付ける人は
どうのように数えてるのか?
役は、リーチ・ ピンフ・ ドラ・ デン・デン となり
5ハンとなります。
符は彼らも30符計算で全く一緒です。
ただ、違うのが、30符の表です。
彼らの頭の中では以下の表が頭に入ってるのです。
1ハン | 300点 |
2ハン | 500点 |
3ハン | 1,000点 |
4ハン | 2,000点 |
5ハン | 3,900点 |
6ハン | 7,700点 |
5ハンなので、3,900点となります。
先ほどの点数と同じです。
このように「デンデン」を付けて数える方は
300点からと、とても小さな数字から数え始めているのです。
なので役が増えても結果は同じになります。
そこで次に疑問になるのは、
これです。
「デンデン」をなぜ付ける?
「デンデン」は一般的には「バンバン」と言います。
「バンバン」が訛って「デンデン」ではないかと思われます。
以下は「バンバン」についてです。
その昔、
麻雀の点数は何十点や何百点単位でした。
しかし、日本の高度経済成長で貨幣のインフレ化に伴い、
麻雀の点数もインフレ化したのです。
今までの点数に「バン」を付けて、2倍に。
さらには「バンバン」(「デンデン」)と付けて4倍になりました。
(※ かなり省略してますが、もっと詳しく知りたい方は
『麻雀 場ゾロ 歴史』で検索してください)
なので昔から麻雀をやってる人は、
自分たちが覚えた計算法で、
「バンバン」と付け加えた方が数えやすいのです。
現在では、この「バンバン」を
最初から点数に含んでいて、
省略しているのです。
なので「バンバン」を付けても
付けなくても、点数が変わることはありません。
少なくとも、
「バンバン」を付けて数える人は
相当昔から麻雀をやってることだけは確かです(笑)
また、この「バンバン」ですが、
麻雀の用語では『場ゾロ』と呼ばれています。
覚える必要は全くありませんが、念のため。
◆まとめ
「デンデン」や「バンバン」を付けて数える人がいるけど、
計算結果は全く同じです。
「デンデン」や「バンバン」と付けてる人は昔から麻雀をやってる名残です。
いかがでしたか。
「デンデン」の謎が解けたでしょうか?
ご参考になれば幸いです!
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この記事を書いた人
銀座ファミリー麻雀教室 代表
麻雀講師歴25年
林 正弘
麻雀教室設立: 1995年 ( 26年目 )
生徒数(延べ人数):これまで3万人以上
会員数(延べ人数) :毎日40名 これまで30万人以上
TV 紹介:2回 (NHK-BS『ニッポンぶらり鉄道旅』)
( テレビ東京『チマタの噺』 )
オリジナル麻雀教材: 特許庁実用新案登録
【これまで習ったコミュニケーション技術】
■励ます技術「ペップトーク」
■相手の目標達成を促す「コーチング」
■悩みの相談「カウンセリング」
■新しい自分へ「心のブロック外し」
■心の奥底の声を聴く「チャネリング」
■癒しの波動「気功ヒーリング」
■言葉や文章で 伝える技術
【プロフィール】
麻雀を教えてますが、ギャンブル(賭け事)が大嫌いです!賭け麻雀やパチンコはもちろん、宝クジも買いません。なぜなら、大の仲良しだった幼馴染の家族がギャンブルが原因で夜逃げをしちゃったからです。
>>過去の私の話を詳しく
でも、高校時代に友達とゲームとして楽しんだ麻雀が忘れられず、賭けない楽しい麻雀の普及のために今の銀座ファミリー麻雀教室を設立しました。麻雀教室を設立して25年、想いを優先して、プロの雀士にはならず講師を天命として、1,000人以上の生徒さんへの指導、賭けない麻雀の普及に尽力しゲーム性や楽しさを伝え続けています。
また、初心者でも簡単に麻雀を覚えれれる簡単教材を開発し、特許庁に実用新案登録をしました。この教材で高齢者でも簡単に楽しく麻雀を覚えられ、今では多くの方がゲームとしての麻雀を楽しんでいます。
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