引っ掛けリーチはどんなリーチ？ 意味や仕組みと３つの注意点！
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「引っ掛けリーチ」をご存知でしょうか？ 引っ掛けリーチとは両面待ちであれば絶対に安全牌になるスジを逆手に取った、自分のスジ牌を待つリーチのことです。その詳しい仕組みと３つの注意点を徹底解説します！
「引っ掛けリーチ（ひっかけリーチ）」
麻雀をかなりやってる方なら聞いたことがあると思います。
時には汚いと言われる引っ掛けリーチですが、その意味と引っ掛けリーチの仕組み、そして3つの注意点を誰でも解りやすく解説します。
この記事を読めば引っ掛けリーチの全てが解ります。
引っ掛けリーチの原理となる『スジ』
さて、本題の前に、『スジ』ってご存知でしょうか？
スジとは兄弟みたいなものです。
例えば、
【２３】の両面待ちの場合、
か
が来れば組み合わせが出来ます。
この両面待ちなら必ず一緒の待ちになる１と４の関係をスジと言います。
でも急にスジって言われても、覚えて何の得があるのかわかりませんよね。
スジは一般的に2つの目的で使います。
①自分の待ちを探す
②相手にロンをされないようにする
中でも②の相手にロンされたにために使われることが多いです。
具体的にどのように使うかというと
例えば、リーチをかけてる人がいて、その人が【４】を捨ててます。
この場合に相手が両面待ちであれば【４】のスジは【１】なので、
【１】を捨ててもロンされることは絶対にありません。
スジはこのように相手にロンされない、つまり逃げる時によく使われます。
でもちょっと待って！
相手が両面待ちでなかったらどうなるの？？
と、思ったあなたは素晴らしい！
そうなんです。
あくまでもスジは両面待ちでしか効果を発揮しません。
残念ながら両面待ちでないとスジは効果はまるでありません。
とはいえ、麻雀の組合せの基本はシュンツ（数字の並び組）を作る事で、その最も効率良い方法が両面待ちです。
したがって守る場合は、下手な牌を捨てるよりは、スジ牌を捨てた方がロンされ難くなります。
スジを簡単にまとめると以下のようになります。
スジをもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「イースーチー」って何のこと？どう使うの？ いまさら聞けない麻雀のスジの意味と使い方！
引っ掛けリーチの意味と仕組み
さてさて、本題の『引っ掛けリーチ』です。
引っ掛けリーチは、上記のスジを逆手に取ったリーチのことです。
例えば【４】を捨てていれば、相手が両面待ちならスジの【１】は絶対にロンをされない牌です。
それを逆手に取ってを捨てているのにスジので待つリーチを引っ掛けリーチと言います。
相手にとっては他に捨てる牌が無ければ
【４】が大丈夫なら【１】を捨てますよね。
それを完全に逆手に取った戦略です。
特にチートイツ（ニコニコ）のように、単騎待ち（アタマ待ち）の時は効果抜群です。
引っ掛けリーチの３つの注意点
ただし引っ掛けリーチにも３つの注意点があります。
❶スジを知らない人には通用しない
❷追っかけリーチをかけられると水の泡
❸引っ掛けリーチを批判される
これらを１つ１つ解説します。
❶スジを知らない人には通用しない
引っ掛けリーチはスジの原理を逆手に取った仕組みです。
したがって相手がスジを知らなければ全く意味がありません。
相手のレベルをしっかりと考慮しないと独りよがりになってしまいます。
❷追っかけリーチをかけられると水の泡
ロンがしやすい引っ掛けリーチをしたのに窮地に追い込まれることがあります。
それは後から誰かが追っかけリーチをしてきた場合です。
■追っかけリーチとは？
＞＞追っかけリーチを制する者が麻雀を制す！勝つリーチの判断とコツ
追っかけリーチをされた場合、残りの人はあなただけのスジを捨てる事はありません。
引っ掛けリーチが完全に無効化してしまいます。
また、引っ掛けリーチの場合は、少なくとも両面待ちではありません。
待ちの数は少ないのが一般的です。
形勢が一気に逆転してしまいます。
相手があっての戦略なので、独りよがりにならないでくださいね！
❸引っ掛けリーチを批判される
ある一定数は引っ掛けリーチを快く思わない方がいます。
さらに悪いことに、本来は勉強不足や感情論なのですが本人はそう思っていません。
引っ掛けリーチは汚いとかマナー違反と言われることがあります。
あからさまに多様をして、してやったりの態度をしてしまうと、人間関係が壊れることもありますので要注意です。
関連ブログ
>>汚い？マナー違反？引っ掛けリーチのマナーについて
引っ掛けリーチ まとめ
引っ掛けリーチとはスジを逆手に取ったリーチのことです。
とはいえ、注意点も3つあります。
❶スジを知らない人には通用しない
❷追っかけリーチをかけられると水の泡
❸引っ掛けリーチを批判される
麻雀を楽しむコミュニティーでは、引っ掛けリーチを多用すると嫌われます。
なるべくならほどほどにしましょうね！
麻雀は楽しい！勝てるともっと楽しい！
この記事を書いた人
銀座ファミリー麻雀教室 代表
麻雀講師歴25年
林 正弘
麻雀教室設立： 1995年 （ 26年目 ）
生徒数（延べ人数）：これまで３万人以上
会員数（延べ人数） ：毎日40名 これまで30万人以上
TV 紹介：２回 （NHK-BS『ニッポンぶらり鉄道旅』）
（ テレビ東京『チマタの噺』 )
オリジナル麻雀教材： 特許庁実用新案登録
【これまで習ったコミュニケーション技術】
■励ます技術「ペップトーク」
■相手の目標達成を促す「コーチング」
■悩みの相談「カウンセリング」
■新しい自分へ「心のブロック外し」
■心の奥底の声を聴く「チャネリング」
■癒しの波動「気功ヒーリング」
■言葉や文章で 伝える技術
【プロフィール】
麻雀を教えてますが、ギャンブル（賭け事）が大嫌いです！賭け麻雀やパチンコはもちろん、宝クジも買いません。なぜなら、大の仲良しだった幼馴染の家族がギャンブルが原因で夜逃げをしちゃったからです。
＞＞過去の私の話を詳しく
でも、高校時代に友達とゲームとして楽しんだ麻雀が忘れられず、賭けない楽しい麻雀の普及のために今の銀座ファミリー麻雀教室を設立しました。麻雀教室を設立して25年、想いを優先して、プロの雀士にはならず講師を天命として、1,000人以上の生徒さんへの指導、賭けない麻雀の普及に尽力しゲーム性や楽しさを伝え続けています。
また、初心者でも簡単に麻雀を覚えれれる簡単教材を開発し、特許庁に実用新案登録をしました。この教材で高齢者でも簡単に楽しく麻雀を覚えられ、今では多くの方がゲームとしての麻雀を楽しんでいます。
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