アガリ役ツモ(門前清自摸和)のメリットは? 基本から応用まで徹底解説!
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ツモとは、メンゼン(ポンやチー、ミンカンをしていない状態)で、自分のツモ牌でのあがるとツモの役が付き1ハンとなります。
そして、一般的に「ツモ」というと2つの意味があります。
例えば「あなたのツモよ」などのように使われる、牌を引いてくる行為である「ツモ」です。
もう1つは、「リーチ・一発・ツモ」のように麻雀の役としてのツモです。
役のツモは「メンゼンツモ」と言って区別することもあります。
この記事では麻雀のあがり役であるツモの基本から狙い目などの応用まで、ツモのことを徹底解説します。
これを読めばツモのほぼ全てが分かります。
❶ツモの基本解説
正式名称:門前清自摸和(メンゼンチンツモホー)
1ハン
※メンゼン役
出現率:17.3%
ツモとは、メンゼン(ポンやチー、ミンカンをしていない状態)で、自分のツモ牌でのあがり。言い換えるとツモとは、他の人から牌を一切貰わずに、完全な自力でのあがりです。この場合は役となり1ハンが付きます。
「メンゼンツモ」や単に「ツモ」と言うことが多いです。
❷ツモのポイント
2-1ツモの注意点(ツモが付かない場合)
ポンやチー、ミンカンをしてしまうとツモの役は付きません。
冒頭でも紹介しましたが、一般的に単に「ツモ」は2つの意味があります。
1つ目は今回の「メンゼンツモ」という役のことです。
もう1つは「あなたのツモ番よ」と言うように牌を引く行為にも使われます。
特に気を付けることは、鳴いている時にツモであがれないというのは「メンゼンツモ」の役は付かないという意味です。鳴いていても役があればツモあがりは可能です。
※「鳴く」とはポンやチーをすること
※「ツモあがり」とは、自分のツモ牌であがること
2-2ツモのメリット
ツモの役のメリットは何といっても以下の2つです!
■メンゼンでテンパイなら、ロンが出来ない場合でもツモであがることが出来る。
■フリテンでもあがれる。
テンパイはしたけど、役も無く待ちも良くない時にツモは重宝されます。とりあえずテンパイを維持してツモればあがれるというスタンスをとることが出来ます。そしてリーチと違って相手が攻撃を仕掛けてきたら守りに転ずることも可能です。
このように出来るのはツモの役があるからです。
またもう1つのメリットとして、フリテンでもツモであがることが可能な点です。
2-3ツモのデメリット
■ポンやチー、ミンカンをしてしまうとツモの役は無くなる。
■相手の当たり牌を見逃さないといけない
ツモのデメリットは、メンゼンでなければいけない事です。
特にポンやチーをする際には、役が出来るかをしっかり確かめてください。
❸ツモはこんな時に狙おう
3-1役が無く、リーチをかけたくない
リーチをかければどんな手でもあがれますが、先に相手がリーチをしている場合などはなかなか勝負できません。そのような時にとりあえずテンパイだけしておいて、ツモあがりを期待します。ただし相手のリーチを警戒してのツモ狙いです。明らかに危険な牌が来たら迷わずテンパイを壊して守りに徹した方が良いです。
3-2リーチとセットで狙う!
ツモあがりが期待できる良い待ちでリーチとセットと考える。リーチをすると相手は警戒するが、逆にツモのチャンスが増えます。さらに一発や裏ドラが付けば満貫のチャンスにもなります。このように攻撃的なリーチにとって、ツモは無くてはならない存在なのです。
■リーチについて詳しい説明はこちら↓↓
>>リーチのメリット・デメリットは?基本から応用まで徹底解説!
3-2点数UP
ツモあがりによって点数が高くなる場合があります。
ツモで四暗刻や三暗刻になる場合です。このような場合は2通りの考え方があります。
1つ目はあえてリーチをして、警戒されることによって相手の手を止める作戦です。黙っていると相手もあがりを目指します。相手にあがられては意味が無いのであえてリーチです。
ただしここからルールによって戦略が異なります。リーチ後のあたり牌の見逃しがOKなら、ロンをしたくない時は見逃しましょう。
しかし見逃し無しのルールであれば、もう1つの戦略として、リーチをしない。あくまでもツモあがりだけを目指すなら、リーチをしなければ相手が当たり牌を捨てても見逃せます。
❹ツモのライバル役や兄弟役との比較
4-1ハイテイ・ツモ
ハイテイ牌でツモあがりをすると海底撈月(ハイテイラオユエ)という役がツモの他に付きます。一般的には海底撈月は「ハイテイ」と言われています。
■ハイテイについて詳しい説明はこちら↓
>>ハイテイ
4-2一発・ツモ
リーチをかけて、最初のツモであがると一発ツモが付きます。ただしリーチ後にポンやチー、カンがないことが条件です。
点数や役に関係なく「一発ツモ」はとても気持ちが良いですよね。
さらに裏ドラが付いたりすると満貫級の点数にもなります。
4-3リンシャンカイホー
カンをして補充した牌(リンシャン牌)であがるとリンシャンカイホーの役が付きます。メンゼンであればリンシャンカイホーの他にツモの役も一緒に付きます。
■リンシャンカイホーの詳しい説明はこちら↓
>>リンシャンカイホー
>>槓(カン)が関係する役をいくつ知ってますか? 槓の役を総まとめ
>>『カン振り(槓振り)』とは? 『リンシャンカイホー(嶺上開花)』『チャンカン(槍槓)』との違いとは?
❺ツモの豆知識・歴史など
5-1正式名称のメンゼンは「門前」?「面前」?
本やネットでは「門前清自摸和」「面前清自摸和」と2つの表記を散見できます。いったいどちらが正しいのでしょうか?
実は「門前」が正式です。
「面前」の表記があるのは、読みやすいという理由と単に間違っているかのどちらかです。
しかし漢字はそれぞれ意味があるので正しい「門前」を覚えておくのが良いです。
5-2辺張(ペンチャン)自摸(ツモ)なら即立直(リーチ)
辺張(ペンチャン)待ちをツモってテンパイした時は、ツキや流れが良いから即リーチをした方が良いという格言。科学的根拠はありませんが、私個人的には賛成です。麻雀は心理戦の要素もある以上、有利な心理状態を自ら導くことも重要だと思うからです。信じるか信じ中はあなた次第ですが。
5-3 ネットや本でよく使われる「タテヅモ」と「ヨコヅモ」の意味とは?
タテヅモとは、手牌がトイツやアンコになるような牌をツモることです。 ヨコヅモとは、手牌がシュンツ(数字の並び)になるような牌をツモることです。
例えば、数字が横に広がると聞くと、数字がつながるような感じがしませんか?
つまり横に広がる → 数字が続く
この横に対して、縦が同じ数字が重なる。
このような意味で使われます。
関連ブログ
>>ネットや本でよく使われる「タテヅモ」と「ヨコヅモ」の意味とは?
5-4 ツモった?捨てた?と思ったら1秒で確認できる手牌の枚数確認法
あれ?ツモった?捨てた?となったことありませんか?
そんな時にパッと手牌の枚数を確認できたら便利だと思いませんか?1秒で簡単に分かる手牌の枚数確認方法!
手順①
左右両端の牌を3枚ずつ取ります。
力を抜いて普通に端から掴めば何となく3枚になります。
手が小さい方や大きい方は、何度かやってみるとカンタンにコツを掴めます。
手順②
掴んだ3枚の牌を端を合わせて重ねます。
こちらはコツは不要だと思います。
端どうしを合わせればOKです!
手順③
下の牌と重ねた牌で1つ余れば、ちょうど13枚になります!
上の写真を見れば一目瞭然ではありませんか。
写真のように1つ余ればちょうど13枚です。
もしも2枚余るようでしたら、手牌は14枚で1つ牌を捨てる時です。
❻ツモが好きな人の深層心理
ツモれば四暗刻なら誰でもツモりたいです。しかし漠然とツモが好きなら、博愛の精神が強いかもしれません。ちょっとイヤらしい言い方をするとみんなに嫌われたくない。
役や点数が関係なければ、ツモでもロンでもあがりたいハズです。
そこをあえてツモが好きである理由は、点数を一人だけからもらいたくない。ロンで一人からもらって、そのことで相手に恨まれたくない。だから貰うならツモでみんなから平等にもらう方が良い。そのような意思を感じます。
あとは単に欲張りで、あがるならツモの役を付けて高くしたいという方もいます。
逆にロンあがりが好きなら、勝負事が好きなのかも。勝ち負けがハッキリ出ますからね。
心理学やチャネリングを学び、さらに25年間に何千人という人を見た結果、個人的に感じることです。信じるか信じなないかはあなた次第です。
❼ツモのまとめ
役が無い時にはツモの役であがることを狙う。
また、待ちが良い時はあえてリーチをして、リーチとセットでツモを狙う。
このようにツモの役は非常に汎用性に富んだ役です。
ただし、ツモの役を狙うなら、ポンやチーはしない!
ツモの役をしっかり活用して、上級へ一歩近づけると良いですね!
麻雀は楽しい!勝てるともっと楽しい!
この記事を書いた人
銀座ファミリー麻雀教室 代表
麻雀講師歴25年
林 正弘
麻雀教室設立: 1995年 ( 26年目 )
生徒数(延べ人数):これまで3万人以上
会員数(延べ人数) :毎日40名 これまで30万人以上
TV 紹介:2回 (NHK-BS『ニッポンぶらり鉄道旅』)
( テレビ東京『チマタの噺』 )
オリジナル麻雀教材: 特許庁実用新案登録
【これまで習ったコミュニケーション技術】
■励ます技術「ペップトーク」
■相手の目標達成を促す「コーチング」
■悩みの相談「カウンセリング」
■新しい自分へ「心のブロック外し」
■心の奥底の声を聴く「チャネリング」
■癒しの波動「気功ヒーリング」
■言葉や文章で 伝える技術
【プロフィール】
麻雀を教えてますが、ギャンブル(賭け事)が大嫌いです!賭け麻雀やパチンコはもちろん、宝クジも買いません。なぜなら、大の仲良しだった幼馴染の家族がギャンブルが原因で夜逃げをしちゃったからです。
>>過去の私の話を詳しく
でも、高校時代に友達とゲームとして楽しんだ麻雀が忘れられず、賭けない楽しい麻雀の普及のために今の銀座ファミリー麻雀教室を設立しました。麻雀教室を設立して25年、想いを優先して、プロの雀士にはならず講師を天命として、1,000人以上の生徒さんへの指導、賭けない麻雀の普及に尽力しゲーム性や楽しさを伝え続けています。
また、初心者でも簡単に麻雀を覚えれれる簡単教材を開発し、特許庁に実用新案登録をしました。この教材で高齢者でも簡単に楽しく麻雀を覚えられ、今では多くの方がゲームとしての麻雀を楽しんでいます。
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