リーチのメリット・デメリットは?基本から応用まで徹底解説!
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リーチとは、ポンやチーをしない(メンゼン)で、あと1つであがる(テンパイ)時に「リーチ」と宣言をして付く役です。
「テンパイしたら何でもリーチ!」
初心者の頃にこのように教えてもらった方も多いはずです。
そして現在の麻雀ではリーチを1度もしないでトップを獲ることは不可能と言われているほど、とても重要な役です。
しかしある程度の腕になったら何でもリーチでは勝てなくなります。上に行くにはリーチの特性を活かした戦略が必要不可欠です。
とは言ってもリーチは強し!
迷ったらリーチで間違いはないかもしれません。
この記事を読めばあなたはリーチをより一層深く理解できます。
❶リーチの基本解説
1ハン役
※メンゼン役
出現率:43.2%
リーチは以下の手順でかけられます
1.「リーチ」と発声
2.捨て牌を横にして捨てる
3.リーチ棒の千点を供託として出す
リーチをかけた後は、自分のあがり牌以外は全て捨てなければなりません。
ただし、単独のアンコをリーチ後にアンカンをすることは可能です。
リーチ棒の千点はあがった人がもらえます。その局であがる人がいなければ、次局以降にあがった人がもらえます。
そしてリーチの最大の特徴が「一発」と「裏ドラ」です。
1-1一発
リーチをかけて1巡以内にあがると一発というオマケの1ハンが付きます。しかしリーチ後にポン・チー・カンがあると一発は無くなってしまいます。
1-2裏ドラ
リーチをかけてあがった人には裏ドラの権利も発生します。通常のドラ表字牌の下の牌を裏ドラの表字牌として、その次の牌が裏ドラとなり1牌に付き1ハンが付きます。
❷リーチのポイント
文章を読むと難しそうなリーチですが、実際にやってみると簡単です。
特に麻雀になれていない方は、何でもリーチでOKです。
ただし上級を目指している方は何でもかんでもリーチでは上級のカベを超えることができません。
リーチの注意点やメリット・デメリットをまとめました。
2-1リーチの注意点(リーチが出来ない場合)
とても優秀なリーチですが、リーチが出来ない場合があります。それが以下の4つです。
テンパイしていない
ポン・チー・ミンカンをしている
自分のツモ番がない
持ち点が千点未満
テンパイをしていないとリーチはできません。
そしてテンパイをするとついついリーチをしたくなりますが、ポン・チー・ミンカンのいずれか1つでもしているとリーチは出来ません。また自分のツモ番が無い場合はリーチが出来ないのが一般的です。またハコテンを採用している所では持ち点が千点未満の場合はリーチをすることが出来ません。
2-2リーチのメリット
■打点が高くなる
■一発や裏ドラなどのオマケが付く
リーチのメリットは何と言っても点数が高くなる事です。
リーチ自体が役となる他に、一発や裏ドラのオマケが付く場合があります。
しかもこれらは実力とは関係なく、運次第で付くのが魅力です。
2-3リーチのデメリット
リーチの大きなデメリットは2点です。
■テンパイが相手に分かられてしまう
■自分のあがり牌以外を捨てなければならない
リーチをかけるかの判断こそが、上級者への道となります。
そしてこのデメリット活かした戦略が出来るのが上級者です。デメリットを活かした戦い方は次の章です。
❸リーチはこんな時に狙おう
デメリットが目立つリーチですが、リーチの特性を使って以下の場合は真価を発揮します。
3-1役が無い
例えばドラが3つあるけど、他に役が無い場合です。そんな時は迷わずリーチです!
あとは、待ちが良いけど役もドラも無い時は迷わずリーチが良いでしょう。
役が出来そうにない場合は、確率を活かしてテンパイ、そしてここから即リーチが麻雀の鉄則の打ち方です。
3-2点数UP
例えばメンゼンでタンヤオ・ドラのような手は、リーチをすると大きな点数UPが期待できます。ダマテンなら2,600点ですが、リーチをすることによって5,200点になります。さらにツモか裏ドラが付けば満貫に大化けするのです。
3-3当たり牌を出させる
リーチの最大のデメリットである、相手にテンパイを知らせて警戒されてしまう。これを逆手に取って相手に当たり牌を出させるためにリーチを使うのです。
例えば、カンチャン待ちやシャンポン待ちの場合に、スジに当たる牌を捨ててあればあがり牌が出やすくなります。
3-4相手の足止め
リーチの最大のデメリットである、相手にテンパイを知らせて警戒されてしまう。これを逆手に取って相手の足止めに使う戦法です。
特に威力を発揮するのが、ツモれば四暗刻の時です。リーチをしなければ相手はまっすぐあがりに向かいます。いくらテンパイをしていても相手にあがられては終わりです。その時に足止めのリーチを使うのです。相手はリーチを警戒してオリるかもしれません。そうなればツモあがりがしやすくなるのです。
3-5リーチをかけない方が良い場合
リーチをかけない方が良い場合も合わせて覚えましょう。リーチをかけてもかけなくても同じ点数ならリーチはかけるべきではありません。具体的にはタンヤオでドラが3つある時です。ダマテンでも満貫で、リーチをかけてあがっても満貫です。リーチ棒の千点を払って、自分のテンパイを相手に知らせて、さらに警戒までされるのは無駄ですよね。
❹リーチのライバル役や兄弟役との比較
4-1ダブルリーチ
ポン・チー・カンが無い第1捨て牌でのリーチは「ダブルリーチ」と言って2ハンとなります。そしてリーチと同様に一発や裏ドラの権利も発生します。ただしリーチの上位役となるのでリーチと複合はしません。
■ダブルリーチについて詳しい説明はこちら↓
>>ダブルリーチ
4-2メンゼンツモ
メンゼンでツモあがりをすると付く1ハン役です。ライバル役や兄弟役ではありませんが、ツモの役はリーチと組み合わせると強力です。相手を警戒させて、その間にツモあがりを狙う戦略は極めて有効です。
■メンゼンツモについて詳しい説明はこちら↓
>>アガリ役ツモ(門前清自摸和)のメリットは? 基本から応用まで徹底解説!
❺リーチの豆知識・歴史など
5-1 リーチは日本生まれ?
中国にもともとあったのはダブルリーチです。戦後の日本では現在のリーチを「途中リーチ」と呼ばれていたこともあります。 日本で生まれた説の他に欧米諸国で生まれた説がありますが、少なくとも中国に元々あった役ではありません。
5-2 リーチ麻雀とは?
街中で「リーチ麻雀」を見かけたことありませんか? リーチ麻雀とは日本式の麻雀と言う意味です。上記のようにリーチは中国には無かった役です。しかし戦後日本で爆発的に広まりました。そこで中国の麻雀と区別するためにリーチがある日本式の麻雀を「リーチ麻雀」と言って区別したのです。
5-3 追っかけリーチ
追っかけリーチとは、誰かがリーチをしている状況で、他者がリーチをすることです。
5-4 速いリーチはイースーソー
ご年配の方と麻雀をするとよく聞く言葉です。実は「速いリーチは急ぎすぎ」がなまって「イースーソー」になったと言われています。何の根拠もないので惑わされないようにしてください。
5-5 棒テン即リー
棒のようにまっすぐテンパイを目指して、点数や待ちに関係なくテンパイしたらすぐにリーチをする戦法のこと。 さらに「棒テン即リー全ツッパ」は、まっすぐテンパイを目指して防御は一切考えない麻雀のスタイルのこと。「全ツッパ」とは、相手がリーチなどをかけてきても全部突っ張る、守らないという意味です。
❻リーチが好きな人の深層心理
ロンをさせる危険を考えていてはリーチできません。
したがってリーチが好きな人は、意思が強く目標に向かってまっしぐらな性格と言えます。比較的、社交的な人が多いかもしれません。
逆にダマテンが好きな方は、堅実な性格かもしれません。点数を下げてでも、確実にあがることを重視しているからです。
※心理学やチャネリングを学び、さらに25年間に何千人という人を見た結果、個人的に感じることです。信じるか信じなないかはあなた次第です。
❼リーチのまとめ
初心者や中級者なら基本は何でもリーチでOKです!
しかし点数計算が出来るようになった頃から少しはリーチを考えるようにしましょう。
とはいえ、リーチは他のどの役よりも強い役です。
リーチをかけてはいけない理由がない限り、基本的にはリーチで押すのが鉄則です。
麻雀は楽しい!勝てるともっと楽しい!
この記事を書いた人
銀座ファミリー麻雀教室 代表
麻雀講師歴25年
林 正弘
麻雀教室設立: 1995年 ( 26年目 )
生徒数(延べ人数):これまで3万人以上
会員数(延べ人数) :毎日40名 これまで30万人以上
TV 紹介:2回 (NHK-BS『ニッポンぶらり鉄道旅』)
( テレビ東京『チマタの噺』 )
オリジナル麻雀教材: 特許庁実用新案登録
【これまで習ったコミュニケーション技術】
■励ます技術「ペップトーク」
■相手の目標達成を促す「コーチング」
■悩みの相談「カウンセリング」
■新しい自分へ「心のブロック外し」
■心の奥底の声を聴く「チャネリング」
■癒しの波動「気功ヒーリング」
■言葉や文章で 伝える技術
【プロフィール】
麻雀を教えてますが、ギャンブル(賭け事)が大嫌いです!賭け麻雀やパチンコはもちろん、宝クジも買いません。なぜなら、大の仲良しだった幼馴染の家族がギャンブルが原因で夜逃げをしちゃったからです。
>>過去の私の話を詳しく
でも、高校時代に友達とゲームとして楽しんだ麻雀が忘れられず、賭けない楽しい麻雀の普及のために今の銀座ファミリー麻雀教室を設立しました。麻雀教室を設立して25年、想いを優先して、プロの雀士にはならず講師を天命として、1,000人以上の生徒さんへの指導、賭けない麻雀の普及に尽力しゲーム性や楽しさを伝え続けています。
また、初心者でも簡単に麻雀を覚えれれる簡単教材を開発し、特許庁に実用新案登録をしました。この教材で高齢者でも簡単に楽しく麻雀を覚えられ、今では多くの方がゲームとしての麻雀を楽しんでいます。
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