手牌が1枚少ない『少牌』の時に限って、良い手だったことありませんか? 少牌の原因と対策!
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ドラが何枚かあったり、イッツウや三色などの役が出来きそうだったり、とても良い手が来ると嬉しいですよね。ですが、良い手なのに何か変?! 不思議に思って手牌を数えてみると1枚少ない(汗) このように少牌の時に限ってとても良い手だった経験はありませんか? 実はこれには原因があります。 今回は少牌の4つの原因と、少牌にならない気を付けるべき点をお伝えします。
少牌とは?
麻雀は通常、手牌が13牌で、14牌目でアガリとなります。
(カンをした場合はカンをした数だけ手牌が増えますが、詳しくは割愛します)
ですが、手牌が12牌しかない、もしくは捨て牌をしなければならない時なのに手牌が13牌しかない。
このように手牌が既定の数よりも少ないことを『少牌(しょうはい)』と言います。
一般的には1牌少ないことが多いのですが、2牌以上少ない場合も同じく少牌と言います。
少牌になると
少牌になると、一般的にはアガリ放棄となりあがることができません。
そして流局をした場合は、ノーテンの扱いとなります。
一部の厳しいルールでは、少牌になるとチョンボの罰則を取られる場合もあります。
事前に確認をしておくと良いです。
少牌になってしまったら
そして少牌になってしまった場合は、一般的なルールのアガリ放棄であれば、いくら手をそろえてもあがることができません。
相手にロンをされないことだけを考えましょう。
その場合の捨て方ですが、ロンされにくい牌を残しつつ、相手が捨てた牌と同じ牌を捨て続けるのが良いです。
少牌の4つの原因
少牌の原因は以下の4つです。
◆配牌の時に、最後の1枚(13牌目)の取り忘れ
◆最初のツモを忘れて、捨て牌からしてしまった
◆ポン・チー・カンの時に捨て牌を2回してしまった
◆ツモの前にカンをしてしまった
少牌にならないためには、まずは配牌の時にしっかり手牌を確認する。
そして、最初の捨て牌の時にも手牌を確認しましょう。
この2つをしっかりするだけで少牌にならないです。
>>【参考記事】お互いに気を付けて少牌を防ぐ方法
あとは、ポン・チー・カンの時です。
よくあるのが、「ポン」などと発声をした時に捨て牌をして、さらにポンをした牌を並べた後にもう1度捨て牌をしてしまうことが多いです。
ポン・チー・カンをするときは落ち着いてしましょう。
特にカンをする場合は、ツモをしてからカンです。
【カンの基本手順】
①ツモる
②見せる
③補充
④捨てる
>>【参考記事】カンの手順を徹底マスター
少牌の時に限って良い手の、驚きの原因
さて、ここからが本題です。
少牌になった時に限って良い手だった経験ありませんか?
銀座の教室でもこの現象がとても多く、不思議に思ってました。
なぜなら、普通に考えると手牌が1つ少ないので手が揃い難くなるはずだからです。
しかし、少牌の時に限って手が良いという現象があまりに多かったです。
実は、私はこういう案件が大好きです!(笑)
その原因を探るべく、何人もの生徒さんを観察しました。
すると、あることが少牌の原因と分かったのです!
なんと、良い手牌が原因でした。
例えば、配牌の時点で三色やイッツウがほぼ出来上がっていたらとてもあがりたいと思いませんか?
もしくは配牌でドラが3つあったらどうですか? とてもあがりたいですよね。
そう、この時です!
「良い手だからあがりたい!」と思っていると、自分の手牌に気を取られて『配牌の最後の1牌の取り忘れ』や『ツモらずに捨て牌』をしてしまうのです。
まさしく、配牌が良い手だったからこそ、少牌になっていたのです!
まとめ
手牌が良い手の時こそ、取り忘れることがきわめて多いです。
手牌が良い時こそ、しっかり自分の手牌を数えるようにしてください。
せっかく良い手牌が少牌で全て水の泡になってはもったいないです。
ぜひ良い手の時こそ手牌の枚数チェックしてくだい。
手牌の枚数を簡単にチェックできる方法はこちらから
>>【参考記事】手牌の簡単チェック法
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この記事を書いた人
銀座ファミリー麻雀教室 代表
麻雀講師歴25年
林 正弘
麻雀教室設立: 1995年 ( 26年目 )
生徒数(延べ人数):これまで3万人以上
会員数(延べ人数) :毎日40名 これまで30万人以上
TV 紹介:2回 (NHK-BS『ニッポンぶらり鉄道旅』)
( テレビ東京『チマタの噺』 )
オリジナル麻雀教材: 特許庁実用新案登録
【これまで習ったコミュニケーション技術】
■励ます技術「ペップトーク」
■相手の目標達成を促す「コーチング」
■悩みの相談「カウンセリング」
■新しい自分へ「心のブロック外し」
■心の奥底の声を聴く「チャネリング」
■癒しの波動「気功ヒーリング」
■言葉や文章で 伝える技術
【プロフィール】
麻雀を教えてますが、ギャンブル(賭け事)が大嫌いです!賭け麻雀やパチンコはもちろん、宝クジも買いません。なぜなら、大の仲良しだった幼馴染の家族がギャンブルが原因で夜逃げをしちゃったからです。
>>過去の私の話を詳しく
でも、高校時代に友達とゲームとして楽しんだ麻雀が忘れられず、賭けない楽しい麻雀の普及のために今の銀座ファミリー麻雀教室を設立しました。麻雀教室を設立して25年、想いを優先して、プロの雀士にはならず講師を天命として、1,000人以上の生徒さんへの指導、賭けない麻雀の普及に尽力しゲーム性や楽しさを伝え続けています。
また、初心者でも簡単に麻雀を覚えれれる簡単教材を開発し、特許庁に実用新案登録をしました。この教材で高齢者でも簡単に楽しく麻雀を覚えられ、今では多くの方がゲームとしての麻雀を楽しんでいます。
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