相手が捨てた牌でカンすることは出来る? したらどうなる?

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相手の捨て牌でカンが出来るか悩んだことありませんか? カンには暗槓(アンカン)と2種類の明槓(ミンカン)があります。それぞれの違いと捨て牌でのカンの長短所をお伝えします。

 

麻雀を覚えるとドンドン楽しくなって 色々なことがやってみたくなります。

覚えたての役を狙ってみたり、
ポンをしてみたり
チーをしてみたりと
全てが新鮮で楽しいですよね!

でもちょっとだけ気を付けてほしいことがあります。

それは先日も経験豊かな方でさえもやっていたのですが、相手が捨てた牌を貰ってカンをすることです。

こちらの記事を読むと、カンの3つの種類と、捨て牌でカンの長短所が分かります。

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>>槓(カン)が関係する役をいくつ知ってますか? 槓の役を総まとめ
>>相手の捨て牌でカンのダイミンカン(大明槓)の5つの危険と4つの利点
>>符計算を勉強している人は要注意! 槓(カン)の点数計算の落とし穴!

 

カンの3つの種類

カンは大きく分けて、2種類あります。

暗槓(アンカン):4枚全て自分で揃えたカン
明槓(ミンカン):3枚は自分で、残り1枚を相手からもらったカン

 

そして明槓(ミンカン)は細かく分けると2種類です。

小明槓(ショウミンカン):ポンの状態から、ツモ牌でミンカン
大明槓(ダイミンカン):アンコの状態から相手の捨て牌でミンカン

小明槓(ショウミンカン)は「加槓(カカン)」とも言われます。

 

相手の捨て牌でカンは出来る?

相手の捨て牌でのカンは明槓(ミンカン)のうち、大明槓(ダイミンカン)だけです。

小明槓(ショウミンカン):ポンの状態から、ツモ牌でミンカン
大明槓(ダイミンカン):アンコの状態から相手の捨て牌でミンカン

つまり、自分の手元に3枚組(アンコ)がある状態で、同じ牌を相手が捨てた時にカンすることが出来ます。

ポンをしてる時に、相手の捨て牌でカンは出来ませんので要注意してくださいね!

 

相手の捨て牌でカンをした方が良い?

相手の捨て牌でカン、つまり大明槓(ダイミンカン)はルール上はOKなのですが、上級者はほぼやることがありません。

それはなぜか?

大明槓はデメリットだらけで、メリットがほとんど無いのです。

では、具体的に大明槓のデメリット5つをご紹介します!

 

❶アンコでなくなる

 せっかくアンコだった牌が、 相手から貰うことによってアンコでなくなります。

 その結果、三暗刻などの役が無くなるのです。

 最悪の場合は、麻雀の最高のあがりである 四暗刻を逃してしまいます。

 

❷手が進まない

 ポンやチーはすればするほど手が進み、 あがりに近づく行為となります。

 しかしもともとアンコだった牌をカンをすることは、手は全く進みません。

  カンは自分の手が進まないのです。

 

❸手牌の情報を無駄に与えてしまう

 アンコで手牌にあれば相手に公開しなくて済みます。

 しかし大明槓することで自分の手牌情報を 相手に知らせてしまいます。

 無駄に手牌を公開してしまうと 相手にあがった点数を想像されます。

 となると、相手の方が有利に手を進めることができるのです。

 

❹カンをした牌は固定されて崩せない

 カンした牌は固定され、崩したり分けたりすることが出来なくなります。

 もしも、誰かがリーチをしてきて逃げたい場合、 カンした牌は崩すことができません。

 麻雀のだいご味は、牌を柔軟に使うことです。

 その柔軟性を最初から放棄することになります。

 

❺メンゼンでなくなる

ポンやチーをしていない状態のメンゼンからの大明槓の場合はさらにデメリットが増えます。

 → リーチが出来ない
 → 裏ドラも見られない 
 → ツモの役が無くなる
 → 槓で符が増えても相対的に符は増えない
 → 四暗刻のチャンスが消える

 

と、まあ、本当にデメリットだらけです。

ここまでデメリットを上げてきましたが、大明槓のメリットも少なからずあります。

メリットを4つご紹介します。

①三槓子や四槓子に関わる役が出来そう
②負けが込んでいてドラを頼りにしたい
➂場を荒らしたい
④四カン流れを狙ってる

逆に言えば、この4つのいずれかに当てはまらなければ、デメリットが多いだけでメリットは全くありません。

なのでむやみに大明槓をすると、メリットの3つ目が目的かと思われて嫌がられます。

 

相手の捨て牌でカンをして場を荒らすとは?

カンをするたびにドラが増えます。

すると必然的に、ドラが付きやすくなります。

となると、ドラが付けばすぐにマンガンやハネ満以上の点数になってしまうのです。

高得点が出やすい環境を無理やり作ることを場を荒らすと言います。

 

まとめ

ちなみに、私は大明槓はやったことがありません。

このようにルール上はOKでも、実際のゲームでやってはダメなことはあるんです。

今回の大明槓は覚える必要はありませんが、

少なくともこれだけは覚えてください。

むやみにカンはしない方が良い!

 

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この記事を書いた人

銀座ファミリー麻雀教室 代表
麻雀講師歴25年
林 正弘

麻雀教室設立: 1995年 ( 26年目 )
生徒数(延べ人数):これまで3万人以上
会員数(延べ人数) :毎日40名 これまで30万人以上
TV 紹介:2回 (NHK-BS『ニッポンぶらり鉄道旅』)
       (   テレビ東京『チマタの噺』 )
オリジナル麻雀教材: 特許庁実用新案登録

【これまで習ったコミュニケーション技術】
■励ます技術「ペップトーク」
■相手の目標達成を促す「コーチング」
■悩みの相談「カウンセリング」
■新しい自分へ「心のブロック外し」
■心の奥底の声を聴く「チャネリング」
■癒しの波動「気功ヒーリング」
■言葉や文章で 伝える技術

【プロフィール】
麻雀を教えてますが、ギャンブル(賭け事)が大嫌いです!賭け麻雀やパチンコはもちろん、宝クジも買いません。なぜなら、大の仲良しだった幼馴染の家族がギャンブルが原因で夜逃げをしちゃったからです。
>>過去の私の話を詳しく

でも、高校時代に友達とゲームとして楽しんだ麻雀が忘れられず、賭けない楽しい麻雀の普及のために今の銀座ファミリー麻雀教室を設立しました。麻雀教室を設立して25年、想いを優先して、プロの雀士にはならず講師を天命として、1,000人以上の生徒さんへの指導、賭けない麻雀の普及に尽力しゲーム性や楽しさを伝え続けています。

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